Jorgeです。
役立ち情報第2弾、前回は「Windowsでスペイン語入力をできるようにする方法」をお伝えしましたが、今回はスペイン語キーボード配列で、実際にスペイン語を入力する方法についてご紹介します。
まず、下の画像がおそらく読者の皆さんが使用しておられるだろうキーボードの配列です。
日本のキー配列 |
そして、これが中南米でもっとも普及しているタイプのキーボード配列。
ラテン・アメリカのキー配列 |
スペインのキー配列 |
こうしてみると、記号のキーが大きく異なっているのが分かります。
スペインで使用されているキーボード配列は、スペイン国内で使用されている別言語の入力も考慮した配列になっているため、個人的にはラテン・アメリカのキー配列を選択されるのが良いと思います。(選択方法は前回の登校を参照)
さて、このスペイン語用のキーボード配列を使用すると、日本語キーボードでは入力できなかった文字 ñ á í ú é ó ä ï ü ë ö が入力できるようになります。
まず「ñ」ですが、これは上から3段目の右、「L」の隣にキーが存在します。
日本語のキーボードでは「;」が配されている場所です。
このキーを押せば「ñ」が入力できます。
次にアキュート・アクセント(acento ortográfico)「 ´ 」とディエレシス(diéresis)「 ¨ 」の入力の仕方です。
ラテン・アメリカの配列を例にしますと、上から2行目、「P」の右に赤字のキーがあります。
上が 「 ¨ 」で下が「 ´ 」となっています。
この赤字は「デッド・キー」、つまりそれを押しただけでは何も入力されないキーを表しています。
このキーを押した後に母音のいずれかのキーを押すと、その母音の上部にアクセント記号が付いた文字を入力できます。
例) 「 ´ 」 + a → á
またShiftキーとこのデッドキーを押した後に母音のキーを押すと、母音の上に「 ¨ 」が付いた文字を入力できます。
これで、スペイン語で使用するすべての文字を入力することができます。
しかし、スペイン語のキーボード配列の画像を良く見てください。
いくつかの記号、たとえば@などは青色で表示されています。
これは右下にある「Alt Gr」キーを押しながら、青色のキーを押すと、その記号が表示できることを表しています。
しかし、日本語キー配列にはこの「Alt Gr」キーは存在しません。
つまり、スペイン語キー配列を使用していると、日本語キーボードでは入力できない文字があるのです。
同じように、スペイン語キー配列の左下の「<」「>」も、日本語キーボードではボタンがないため入力できません。
ですから、日本語キーボードでスペイン語を入力するには、状況に応じてキー配列を切り替えながら入力しなければならないのです。
ちょっと面倒ですね(汗
でも、今のところこれ以外に方法がないため、キー配列を上手に切り替えながらスペイン語の入力を行ってください。
もし、もっと良い方法をご存知の方がおられたら、教えてくださいね。
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こんにちは。
返信削除はじめまして。
「のらりんでぃあす」の管理人、のらりんはうすと申します。
私はブログを書くときには、「Inserto Español」というソフトを使ってます。
ブログ記事で扱うスペイン語文は、ほとんど短文なので重宝してます。
のらりんはうす様
返信削除管理人のJorgeです。
情報ありがとうございます。
ソフトを使っての入力という方法もあるんですね!
考えもしませんでした。
便利そうなので試してみようと思います。
ブログも拝見いたしました。
興味深い切り口で、スペイン語に興味を持つ人が増えそうなサイトですね!